リオのファヴェーラで新生活、古尾谷悠子のカリオカにならないブログ

ファヴェーラ妻

双子誕生!

2014.12.02

 

11月20日、ブラジルは黒人の日という祝日。
無事に双子の男の子を出産しました。
朝陽(あさひ、写真左)、祝波(ほなみ、写真右)と名付けました。
予定日4日前までお腹にいたふたりはそれぞれ2,9キロと3,2キロという双子にしてはビッグサイズで誕生となりました。

 

出産当日早朝に始まった陣痛はどんどん進み、ファベーラの丘を下りる前にファベーラ常駐の警察のパトカーに病院まで運んでもらうことに。
病院着いたら40分後には一人目の朝陽が誕生。超スピード出産ですんなり出てきてくれたんですが、そのあとお腹に残された祝波のポジションが横位になってしまいなかなかでてきませんでした。
ひとりが出たあとのしぼんだお腹のど真ん中にどでーんと横たわっているのがお腹の外からでも簡単にわかりました。
医者たちが下の穴から、お腹の上から、押したり引いたりを繰り返しましたが、結局動かず、胎児の状態を考えて最後は緊急帝王切開となりました。
切開したあとも先に腕が出てきたり(大輔くん談)、出すのがかなり難しかったようで、時間もかかりましたが、無事に産まれてくれて本当にほっとしました。
医者たちも「本当に難しかった。命を落とす危険もあったけど本当によかった。」と。
看護婦さんたちも「双子なのに単胎児と変わらない大きさで、自然分娩と帝王切開両方やったんだから勲章ものね」と祝福してくれました。

 

2泊入院して家に帰ってきて、最初は傷の痛みで何もできませんでしたが、段々と回復して動けるようになってきました。

血液型が違ったので二卵性の双子みたいです。

寝方や飲み方に差があって、比較しているとかなりおもしろいです。

顔つきもそれなりに違うし、泣き声を聞けばどっちが泣いているかわかるくらいにはなりました。

何よりうれしいのは上の娘が「赤ちゃん、かわいい!」となでなでしたりキスしたり、嫉妬するどころか誰よりもふたりの誕生を喜んでいることです。

 

日本からたくさんの励ましをくれたみなさん、本当にありがとうございました!
一気ににぎやかになった我が家ですが、今後ともよろしくどうぞ~。

 

 

双子誕生!” への3件のコメント

  1. 赤坂 東太郎 より:

    おめでとうございます!

    お母さま、赤ちゃん共々ご無事でよかった!

    これで3人の carioca 、賑やかになりますよきっと!

    リオ生まれが3人とは、画期的なことです。

                  
                      京都より

  2. しんのすけ より:

    無事ご出産、おめでとうございます~。
    ご家族そろってお目にかかれる日を楽しみにしています。
    ともあれ、お疲れ様でしたm(_ _)m

  3. 荻原 芳明 より:

    悠子さん、大輔さん、

    無事に生まれたのですね。
    おめでとうございます!!!
    名前も素敵ですね。

    今頃にメールで、すみません。ずっと気になっていたのですが、バタバタしていましたので。
    結局、今もリオにお住まいということでしょか?
    賑やかでしょう!お母さんもまだご一緒ですか?

    W杯の時にお世話になったオギハラです、年寄りの方です。
    あれから、レンソイス、マナウス、ベネズエラなどに行って、太平洋側をウシュアイアまで行き、今、また、イグアスまであがってきたところです。
    おかげさまでなんとか、ここまでたどり着きました。
    てっきり、もうファベーラにはいらっしゃらないかと、勝手に思い込んでいました。もう少し早くにブログを見るべきでした。
    ブエノスアイレスから23日に日本へ帰ります。

    家族5人、お元気で!
    本当に、めでとうございました!
    また、ありがとうございました!

    2014.12.16
    荻原 芳明

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>