リオのファヴェーラで新生活、古尾谷悠子のカリオカにならないブログ

ファヴェーラ妻

超音波検査の日

2011.11.15

出産予定日まで今日でちょうどあと3ヶ月になりました。

妊婦生活も終盤、といっても暑くなるしお腹もさらに重くなるんだろうしこれからが本番。

ファヴェーラの坂を上るのがさらにしんどくなりそうです。

 

今日は超音波の検査にいってきました。

毎月行っているお医者さんの診療所でも慰め程度にみてるんですが

今回は妊娠期間中に2〜3回やる専門的な検査所での検査の日でした。

 

頭・腕・足の大きさ、内臓、手足の指、性別の確定まで5〜6分であっという間に終わってしまってちょっとさみしいくらい。

これ以上ないくらい全項目問題なし!とお墨付きいただきました。

心臓の音も速くて強くて言うことなし。

ちなみに日本にいたときから女の子だと診察されてきた性別は女性器が見えたので確定!

もういろいろ買って大丈夫とのこと。

 

何か異常あれば、リオにいる場合じゃないってことにもなりかねないからほんとに安心しました。

よく育ってくれてて感謝。何だかますますかわいい〜。なでなで。

この調子であと3ヶ月がんばって欲しいな。いや、がんばろうだな。

 

最近住んでるファヴェーラでも街の中でもカーニバルに向けた練習が始まってるらしく

打楽器の音を聞く機会が増えたような気がします。

大人数が一緒になって叩く楽しみはよくわかってるつもりなので

あの中でやれたら絶対楽しいだろうな、と頭のどこかでは思ってるんですが

同時に「あんな重そうなスルド、絶対持ちたくない」とか

「カイシャの音鋭すぎてからだに悪そう」とか今まで考えもしなかったことを思ってたりします。

楽器をやるのもそれ用のからだがあるんでしょうね。

ブラジルの黒人宗教、カンドンブレでは基本的に女性は太鼓を叩けないというのも理にかなっているのかもしれません。

以前ブラジル人に理由をきいたら「女性はこどもを産むから。太鼓はからだに悪い。」と返ってきました。

そのときはそれでも叩きたいと思ってましたけど。

今なら納得。

日々の変化を感じながら人間てほんとに不思議だなぁと改めて思います。

 

 

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