ブラジルの電気はどこから
2012.06.14
買うか買うまいかずっと迷っていたテレビ。
日本にいたときはほとんど持ったことがなかったのですが
外国にいて、さらに子育てで家にいる時間が長くなったので先日思いきって買いました。
その日の夜につけたニュースでいきなり流れたのは日本の原発に関する野田首相の会見とデモの様子。
日本がいま大事な局面を迎えていることはここブラジルにいても感じています。
そのあとそういえばブラジルの電気はどうやってつくられているのかと思い、調べてみました。
結果、ブラジルの電気は主に水力発電でつくられていました。
イグアスの滝近くにあるイタイプ発電所では国内の20%の電力を発電。
その他アマゾン河を中心とした国内各地の川に大小さまざまな水力発電所がつくられ
一方ではそれによる河川の汚染、生態系の変化、さらに原住民の生活への影響などが問題になっているようです。
原子力発電はどうかというと、ブラジルにもありました、原発2基。
その両方がリオデジャネイロ州アングラ・ドス・ヘイス市。
バスで3時間ほどの町です。意外と近いところに。
電力量としては全体の4%をこのアングラ1号機、2号機がつくっています。
見学もできるようなので機会があったら一度行ってみるのもありかも。
リオでは国連持続可能な開発会議が今日開幕。
メイン会場のほかにも市内のいたるところで関連イベントが開催されています。
レシーフェに住んでいたとき、何度か村を訪れた原住民のフニオー族も来るらしいのでどこかで会いに行けたらいいなぁと思ってます。
6/20朝日新聞の『リオのスラム 民宿次々』を読みました。
今度ブラジルに行ったらぜひ泊まってみたいと思いました。
ブラジル、ここ数年で大きな変化をしていふようですね。この変化が良きブラジルらしさの文化を失わせることにならなければいいなと思います。