リオのファヴェーラで新生活、古尾谷悠子のカリオカにならないブログ

ファヴェーラ妻

【帰省日記】小児科

2012.09.30

一度日本でも検診を受けておこうとまつりを小児科に連れていったらひどい対応に驚きました。

さんざん待たされたあげくに、診察室に通されると手荒に身長と体重をはかられ泣き出すまつり。

ちょっと前に咳が出ていたので心配だ、と話すと「原因はわからないですけどとりあえず咳止め出しておきますね」と。

まつりの目すら見ずに発達度合いをチェックして問題なしって言われてもね。物じゃないんだから。

離乳食について質問すると「母子手帳の後ろの方にも書いてありますし、詳しいことは保健所できいてください」

診察5分で終了。

たくさん患者が待ってて時間かけられないのはわかるけど、これじゃ来た意味ない。薬もらえただけ。

病院てそういうとこだったっけ?

あれで待合室がいっぱいになるほど患者がいるんだから不思議です。

たまたまひどい医者にあたっちゃったんだと思いますがあんまりだったなぁ。

赤ちゃんだってちゃんとひとりの人間だし、しゃべれなくてもいろいろ感じてるのに。

 

ブラジルの医者はそういう意味ではとてもいい先生ばっかりです。

産婦人科も小児科も保健所の医者たちも今まであたった先生たちはみんな人としていい方ばかりでした。

笑顔で話し、時間をかけて丁寧に説明してくれるし、患者をしっかり安心させてくれます。

毎月の検診に行くたびに、子育てに関する疑問をぶつけるとしっかり返してくれますし、それが子育ての自信にもつながると思います。

診察は20〜30分が当たり前。その分待たされるのはお互いさま。

ひとりひとりの患者を人間として尊重し、気持ちのいいコミュニケーションができる。

これって医者として一番大事なことなんじゃないかな。病気なおすのはその次でしょ、と思います。

 

 

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