リオのファヴェーラで新生活、古尾谷悠子のカリオカにならないブログ

ファヴェーラ妻

CineMaterna

2013.05.12

 

赤ちゃん連れで映画館ってけっこう難易度高いですよね。

2時間近くおとなしくしてるわけないですし、その間に授乳、おむつ替え、ぐずり泣き、いろいろあってちゃんと映画なんて見てられない。

他のお客さんのことを考えたらほぼ無理な気がします。

映画に行くなら誰かに預けてってのが普通だと思いますが、そんなママと赤ちゃん対象の映画の会を見つけました。

その名もCineMaterna(cinema(映画館)+materna(母の))に今日初めていってきました。

 

CineMaternaは1歳半までの赤ちゃんとその親や同伴者が対象。

あくまで育児をしているお母さんたちの娯楽のためにやっているので、映画は完全に大人向けのもの。毎回どの映画になるかは会員登録した人たちの投票で決まります。

映画館に入るとまず、ベビーカーをとめておくスペースが広々ととられています。

上映室に入るとスクリーンのはじにおむつ台が2つ。おむつとおしりふき完備でした。

さらにスクリーン前にはマットがしかれておもちゃが用意されていて、こどもが自由に遊べるように。

上映が始まっても照明はそれなりに明るいまま。

エアコンも弱め、音量もおさえてあり、十分な配慮がされていました。

すべての客が赤ちゃん連れなので、多少泣いても全然気にならないし、映画上映中もマットで遊ぶ子、劇場の階段を一生懸命のぼってる子、抱っこしながら立って映画を見るママなど、すごく自由な雰囲気。

茉莉は眠い時間と重なってしまったので、あまり遊ぶこともなく映画をちょっと見たあと寝ちゃいました。

見た映画はあまりおもしろくないブラジル映画だったけど、気兼ねなく映画を見れてとても快適な時間でした。

このCineMaternaはブラジル全国でやっていて、27の都市、53の映画館で毎月56回やっているそうです。

すごくいい企画だと思います。月1回くらい行きたいです。

 

 

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