Arraial do Cabo
家族3人で2泊の旅行にいってきました!
リオからバスで東に3時間いったarraial do caboという街です。
ずっと行きたいと思っていた念願の旅行。毎日晴れて暑いリオにも飽きていたのでいいリフレッシュになりました。
バスターミナルからの長距離バスに乗り、途中サービスエリア的なところで休憩がありました。
ちょうどお昼どきだったので、他の客も運転手も食事するだろうと思い、3人でさっさと降りてご飯を食べていたら運転手がテーブルまでやってきて、早く来いと。
けっこう休憩短いな〜と思いながら、うんちをしていた娘のおむつをトイレで替えてからバスに戻ると、いきなり
「みんな、あんたたちのこと待ってんのよ!!!ここはブラジルよ!!!!」
と一番前に座ってた乗客のおばちゃんに激しく怒鳴られました。
わたしたち以外みんな揃って待っていたようで。。。すみません。すみません。
わたしはいつもは降りるときに休憩何分くらいか運転手にきくんですが、今回運転手は早々とどこかに行ってたのできけず。
経験上、お昼どきはみんな食事するので休憩も長めと思ってたんですが、路線によってはそうでもないのかも。
わたしたちが食事してたのたぶん20分くらいだと思うのにそれであれだけ怒られるのかぁと、ちょっとショックでした。。。これからは気をつけよう。
そんなことが道中にありましたが、街に近づくと真っ青の海と白い砂浜が目にとびこんできて、心も晴れ晴れ。
宿にチェックインしてから、さっそくちょっとした山道をのぼって丘を越えていくpraia do fornoというビーチへ。
波が穏やかで、どこまでも透明な遠浅のビーチ。すぐ後ろは山。広いビーチで人もまばらなので、まさに楽園!なんですが、水が冷たい。。。
ずっと海に入っていると風邪をひきそうなほどだったので、日のあるうちに退散。
きいたら、この辺の海は海流の関係で年中冷たいんだとか。
「あったかい海に入りたいならブラジルの北東部いかなきゃ。ナタルの周りはいいビーチがたくさんあるよ。」と知り合ったサンパウロの人に言われました。
ナタルは今度のワールドカップで日本戦もおこなわれる北東部の都市です。行ったことないけど。
夕飯はネットで調べて評判のよかった、しかも宿のすぐ近くのMeu Xodóというレストランへ。
ムール貝のマリネを食べているところに挨拶にきた店のオーナーはなんと日系3世の方でびっくり。半蔵さん。
話したら、1960年代までこの街にはクジラ漁関係の日系企業があったらしく、半蔵さんのお父さんもそこで働いていたそうです。
街の住所に「東京通り」「京都通り」とあるのは、その会社の名残だそうです。
その後会社が撤退してもここに住み続けたかったお父さんはレストランをオープンさせました。
今はほとんど日本人は住んでいないらしいです。
半蔵さんは90年代に6年間くらい群馬県に出稼ぎにいっていたので、日本語も堪能。日本人のお客さんはぜんぜん来ないので、日本語を使う機会はインターネットで日本にいる友だちと話すくらいだとか。
ずっとにこにこして明るく優しいオーナーさんでした。意外なところに出会いあり。
つづきます。