終戦
ブラジル代表の衝撃的な敗北によるW杯の幕引き。
家でテレビ観戦してましたが、信じられないテンポで次々とゴール決められちゃってやってる方がかわいそう。
その日はブラジル戦のため娘の保育園も午前中のみ。
ファベーラの住民も試合に備えて仕事を終えてお昼頃には帰宅。
試合1時間前くらいから花火や爆竹がばんばん鳴っていつもどおりのブラジル戦の日だったのですが。
試合中はいつも聞こえる各家々からの歓声もなく、試合終了時も静かなもんで。
終わってちょっとしてから雨が降り出し、悲しい悲しいリオの夜でした。
その日も次の日もニュースはそればかり。
新聞でもブラジル代表バッシングがすごかったです。
恥、屈辱、間違いだらけ、そんな言葉が並びます。
ある新聞ではブラジル、ドイツ全選手と監督に評点をつける記事を載せてました。
ドイツ選手と監督は7から10点で評価する一方、ブラジルの選手は全員0点。監督にいたっては−10点。厳しいものです。
ブラジルがサッカーに負けるというのは大変なことなんだと思いました。
ある意味、優勝するより歴史的なW杯になりました。
代表監督の共同記者会見も延々と中継され、ひとつひとつの記者からの質問に丁寧に答える監督。
わたしはサッカーのことは何もわかりませんが、あの監督は自分の思うことを素直にわかりやすく話すので好感持ちます。あんな負け方したから地獄行きでしょうが。
テレビではこれからのブラジルサッカーの展望についてもよく語られてますし、転換を迫られていると言われています。
手厳しいメディアの言論にもどこかブラジルサッカーに対する深い愛情があって、それがこの国のサッカーを成長させているんだろうと今回感じました。
明日は3位決定戦。ドイツ戦の結果にあきれているブラジル国民ははたして観戦するんでしょうか。